【キャラ設定】コスティ=シェルストレーム

「忘却の彼方から、コスティ=シェルストレーム。共に奏でよう、俺たちだけのシンフォニー」

 

大切な何か諸共忘れ去られることを恐れ、風の吹くままに壮大な旅を続ける美青年。 
風の精霊シルフィードを指揮する棒を手にして、BASにて対戦相手をも巻き込み交響曲シンフォニーを奏でる。 
結果よりも過程を、正しさよりも調和を重んずるロマンチスト。
わざとおちゃらけて場を盛り上げるムードメーカーで、完全無欠よりも受援力の高いリーダーが理想像。
人混みや騒々しさで精霊たちのが聴こえなくなると、方向音痴になってしまう。

 

「忘れ去られないように、旅をしているんだ。人間として大切なものを、捨て去らないように」

 

《異名》 忘却の彼方から
《身長》 186cm
《体重》 70kg
《性別》 男性
《特徴》 長く尖った耳
     精霊や動植物の声が聴こえる
     物憂げな目をしている美青年
《髪型》 薄青の弱いストレートパーマ
《瞳》  青色
《肌》  やや白い
《声質》 爽やかで、どこか哀愁漂う
《人種》 エルフ(伝統的な妖精)
《出身》 風が唄う森”ランヴァード”
     イメージ的にはフィンランドの森林に近い
     清らかな伝統と自然に庇護された楽園だが、
     その排他性を嫌悪する者も少なくない
《趣味》 ジャグリング レトロゲーム
     音楽・演劇鑑賞 旅行
     風を使った玩具(風車など)
     精霊言語の解読・刻印

《代表的な服装》
・緑色の前開きロングジャケット、同色のズボン、赤茶色の毛皮の長靴
・落ち着いた色合いの長いストール、可愛い妖精人形トントゥ/rt>が吊下がったとんがり帽子
・北欧の民族衣装的だが、コンサートの指揮者が着る燕尾服にも似ている
・精霊を指揮して風が吹く時、ジャケット、ストール、妖精人形などが靡く

 

「さあ、次に独楽を投げてくれる人は誰かな~? ボールでも積み木でも何でもいいぞ~! お兄さん金欠だから、贅沢言わないぞ~!」

 

《シルフィード=シンフォニー》
・風の精霊シルフィードを操る為の指揮棒。コスティの故郷ランヴァードにて、成人の証として授かる
・周囲の空気中に揺蕩う風の精霊を、即興で指揮するために、風の精霊が多い場所ほどメーションが強力になる。具体的には空気が清浄な森林などでは強化され、反対に空気が汚れた都会や工場地帯では弱体化する
・BASに風属性のメーション使いは多くいるが、コスティの場合は巻き込むようなつむじ風が主体。攻撃力は控えめだが、トリッキーな動きが得意
・本来は、自然と共存するエルフたちにとっての生活の道具・・武器・・として見た場合は、今一歩な性能

《シルフィード=シンフォニー=デュエット》
・本来シルフィード=シンフォニーは、一人につき一本しか与えられないはずだが、なぜかコスティは二本持っている。恋人が絡んでいると噂されているが……?
・紐状の渦巻く風、通称風紐かざひもで二本の先端を繋ぎ、空中独楽ディアボロのようにして用いる。風を操る者として、全く新しいパフォーマンスを考え抜いた末に編み出した
・風で作り上げた砂時計のような形をした独楽、通称風独楽かざこまを生成し、ディアボロとしての技の他、ベーゴマやヨーヨーなどの技も操る
・このスタイルの真価は、周囲の物や相手の武器・飛び道具を風紐・つむじ風でキャッチし、独楽として利用することにある。本人にも予測できない、強力な技が即興で「演奏」される
・風紐を利用した関節技、独特な格闘技も可能。更に、風の精霊のを聴き取り、直視していない景色も観ることができるため、背後からの不意打ちなどが難しい
・総じてカウンター(特に遠距離戦)を得意とするアーティストであり、彼と対峙したものは飛び道具を撃つのをかなり躊躇う
・多くの人々と、一期一会のシンフォニーを奏でたいと言う彼の意志は、壮大なつむじ風となってあらゆるものを巻き込む

 

「戦いの道具にするのは野蛮かも知れないけど、俺はもっと皆に分かりやすく、誰でも『すげぇ!』と思うようなパフォーマンスをしたいんだ。身内受けするような演目に囚われるのは、森に住むエルフの悪い癖だし、自己満足だと思う」

 

《パラメータ》(5段階評価) 
パワー:D タフネス:C 強度・抵抗:C
スピード:C テクニック:A スタミナ:C 
得意距離:近距離~中距離 テクニカルタイプ
※キャッチした独楽によっては、パワーがAまで上昇することも

《主なムーブ》

〈共感覚・風聴〉
 周囲に揺蕩う風の精霊の声を聴きとることで、視覚を共有する、いわゆる千里眼。風の精霊が少ない場所(人混みや空気が汚い工場地帯など)では、効果が鈍る

〈風紐〉
 紐状に細長い渦巻く風。主に指揮棒の先端から生み出す。二本の指揮棒を繋げてディアボロのようにする他、釣竿やヨーヨーのように扱うことも可能

〈風独楽〉
 砂時計のような形をした渦巻く風。風紐で操ることにより、ディアボロをはじめ、ヨーヨーやベーゴマなどに似た技を繰り出せる

〈交響曲・木の実狩り〉
 渦巻く風の矢を発射する。威力は低いが弾速に優れ、また素早く連射できる。交響曲と銘打たれた技は、コスティの故郷で古くから使われる生活技術であり、本来は戦闘用ではない

〈交響曲・落葉掃除〉
 地を這う大きなつむじ風を放つ。低速だが追尾性が高い。当たってもほとんど痛くないが、周囲のものを巻き込みながら進み、仮に無数の鋭い鉄片などを巻き込んだ場合、相当な威力になる

〈交響曲・煙突掃除〉
 大きなつむじ風を放つ。落葉掃除と比較して弾速がやや速く、空中に撃つこともできる。周囲のものを巻き上げながら進む。やはり威力は低いが、当たった相手は高く吹き上げられるため、追撃のチャンスになる

〈交響曲・雨宿り〉
 竜巻で自分の身体を包む。近くものを絡め取り、公転する月のようにコスティを中心点として周回させ続ける。雨粒や雪のような微細なもの――極めれば、銃弾からさえ守ってくれる、強力なバリアーとなる。しかも絡め取った物質を盾にする事も可能

〈交響曲・虹描き〉
 〈雨宿り〉で絡め取った物質を周囲に射出する。竜巻で絡め取ったもの、量によって威力が変動する

〈新交響曲・キャッツクレイドル〉
 風紐をクロスさせ、その交差点で来たものをキャッチする。飛び道具や武器を捕らえれば、自分の独楽として活用でき、相手の手足を捕らえれば、関節技に派生できる。新交響曲と銘打たれた技は、コスティ自身が編み出した技

〈新交響曲・トス〉
 風紐を張った勢いで、独楽を真上に発射する。風独楽を撃つこともできるが、相手の飛び道具や武器をキャッチし、それに自身のメーションを乗せた方が、もっと強くなる。相手の身体を捕らえた場合、真上に吹き飛ばすことでラッシュの起点となる

〈新交響曲・ロケットランチャー〉
 風紐上で独楽を回転、極限まで加速させてから投げ付ける。相手の飛び道具や武器を、何倍もの威力で投げ返すため、回避や防御が困難な故に、威力も凄まじい

〈新交響曲・エクスカリバー〉
 風紐ごと独楽を振り回す近接攻撃。紐が長い分リーチもあり、独楽は高速回転しているため威力も高い。本来エクスカリバーとは、独楽を縦軸にした技の総称であり、派生技が非常に豊富である

〈新交響曲・フライフィッシング〉
 鞭を振るうようにして、風紐で遠くのものをキャッチする。相手を空中で捕らえた場合、そのまま地面に叩き付ける

〈新交響曲・アラウンドジアーム〉
 風紐で捕らえた相手の関節を、自身の腕と風紐を巧みに使って極める、関節技。相手の近接攻撃に対する、強力なカウンター

〈新交響曲・ボディラップ〉
 自身に風紐を巻き付け、自分自身を独楽と見立てて高速回転。その勢いでブレイクスピンのような連続回転蹴りを繰り出す、突進技

〈新交響曲・ボディラップイノベーション〉
 〈ボディラップ〉と同様の手順で高速回転。〈イノベーション〉の方は、空中に上昇しながらの対空技。〈ボディラップ〉が命中した後の追撃にも使える

〈新交響曲・インフィニティシンフォニー〉
 車輪のように回転する縦回転の風で、巻き込んだものを次々と射出。トドメに風の精霊たちに、射出したものをもう一度投げ付けさせるフィニッシュ・ムーブ。巻き込んだものによって著しく威力、手数が変動する。強力なものを投げ渡してくれる観客が多い状況――つまり共にシンフォニーを奏でる者が多い場でこそ、真価を発揮する。

 

「完璧な指揮者なんて、俺は嫌いだ。だって、どんなに凄くても、独り善がりの指揮をして、人の話に耳を傾けず、助け合いを忘れてしまったら――新しいシンフォニーなんて、皆で創れないでしょ」

 

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